戦後最悪の自然災害となった東日本大震災は、11日で発生から2年を迎える。
10日も行方不明者の捜索は続き、各地で追悼行事などが開かれた。
被災地支援を続ける岩手県出身のサッカーJリーグ、鹿島のMF小笠原満男(33)は、
今もなお、その爪痕が残る現状を語った。
甚大な被害を受けた岩手県大船渡市で高校時代を過ごした小笠原。
「東北人魂を持つJ選手の会」の発起人の一人として、震災直後から
積極的に東北の復興支援活動を行っている。
1月にも東北を訪れ、チャリティーイベントなどを開催。思うように復興が進まない中で
感じたのは「各市町村、また人それぞれによって、全然状況が違う」こと。そして、「少しずつ
自立しようという雰囲気になってきている」ことだった。
物資を届けることから始めた「東北人魂」。しかし、被災地が自立し始めていることで
「今、物資を届けてしまえば、仮設店舗とかでやっているスポーツ用品店への需要を奪ってしまう。
いいと思ってやっていることが、自立の妨げになっちゃいけない」と葛藤もあるという。
何が正解かわからない、手探りの中の復興支援だが、一つの形として
姿を現そうとしているものがある。「岩手グラウンドプロジェクト」として、
子どもたちのために約1年間かけて建設してきたグラウンドが、
大船渡市立赤崎小学校の跡地に間もなく完成する。(>>2以降に続きます)
ソース:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130310-OHT1T00167.htm
画像:ピンクの入ったシューズを履いて子どもたちと触れ合う小笠原
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1362951494/
【鹿島・小笠原満男支援の復興グラウンド、4月始動…東日本大震災から2年】の続きを読む