「W杯有料放送ダメ」とEU最高裁、FIFA&UEFA放映権バブル弾けるか
産経新聞 2013年8月17日(土)16時12分配信
国際サッカー連盟(FIFA)と欧州連盟(UEFA)は、どうやら新たな“金もうけ”の機会を失ったようだ。欧州連合
(EU)の最高裁判所に相当する欧州司法裁判所は先月18日、英国内におけるワールドカップ(W杯)と欧州
選手権の完全有料放送は違法だとして、FIFAとUEFAの上告を棄却した。
事の発端は2011年。下級裁判所の欧州一般裁判所が国民的に関心の高いW杯と欧州選手権は無料放送
されるべきスポーツイベントのリストに入るとの判断を示した。
この判断は、W杯や欧州選手権の全試合を無料放送するように命じたものではなく、準決勝、決勝や自国が
関係する試合などに限ったものと解釈されたが、FIFAとUEFAは「無料放送分以外の試合のテレビ放映権を
市場の適正価格で自由に売ることが難しくなる」と反発。より高額な放映権料を手にすることができる独占的、
包括的な有料放送契約を可能にするべく、上告していた。
W杯や欧州選手権のテレビ放映権料は大会ごとに高騰。放映権ビジネスはFIFAやUEFAにとって巨額の
収入を生み出す“打ち出の小づち”となっており、2010年W杯南アフリカ大会では、FIFAは少なくとも20億ドル
(約1930億円)のテレビ放映権料収入を得たとされる。
>>2につづきます。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130817-00000544-san-socc
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1376735620/
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