異例のフェイスブック禁止令が出された。アイスホッケー女子日本代表の飯塚祐司監督(38)は19日、
大沢ちほ主将(21=三星ダイトーペリグリン)ら8選手と苫小牧市役所で岩倉博文市長を表敬訪問。
その場でソーシャルネットワーキングサービス「フェイスブック」の使用禁止を通告した。ソチ五輪の
出場権を獲得して注目が高まる中、プライベートの管理を徹底し、アイスホッケーに集中させる。

突然のお達しに、笑顔がトレードマークのアイスホッケー女子日本代表の表情が凍りついた。関係者から
「監督からお知らせです。フェイスブックは禁止です」と伝えられると選手らの笑い声が消えた。
この日集まった8人のうち3人はフェイスブックを利用。苫小牧市のゆるキャラ「とまチョップ」と
記念撮影する選手もいたが、その写真もフェイスブックにアップできないことになる。ソチ五輪出場を決めた
“氷上のなでしこ”にも有名税がかかった。

飯塚監督はフェイスブックの使用禁止に至った経緯について「いろいろ大変なので。既にメッセージや
申請が大量に来ていると聞いている」と説明した。他競技では、11年にサッカー女子のなでしこジャパンの
選手が飲み会の様子をツイッターで中継され、騒動に発展している。選手らはシーズンの真っ最中で、
3月の全日本選手権(帯広)、4月の世界選手権(ノルウェー)に向けても大事な時期。飯塚監督は
「飲み会の写真とかが出て騒ぎになっても困る」と同じてつを踏まないように早速、動いた形だ。

取材が殺到し、練習もままならない選手もいる。ピザハット勤務の坂上も普段なら遠征からの帰国翌日に
出勤するが、今回は取材が立て込み、帰国から8日たっても仕事復帰できていない。「配達なので少し怖い」と
知名度が上がったことでナーバスになる部分もあるという。ある選手は練習中にテレビカメラが入り「今までとは
全然違う」と周囲の急激な変化に戸惑いを隠せずにいる。

ソチ五輪での目標はメダル獲得。祝福の嵐にも、気の緩みは厳禁だ。「注目されるので、代表だけでなく
チームでも良いホッケーをしないといけない」と坂上。浮かれモードもフェイスブックも封印して、
アイスホッケーに集中する。

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/02/20/kiji/K20130220005232750.html


元スレ
 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1361318170/

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【ソチ五輪出場を決めた女子日本代表に異例のフェイスブック禁止令 11年のなでしこジャパン教訓に】の続きを読む